逢見リカ嬢の「極上マゾ女。今日も調教されにいきます。」をレビューします。
本作は2021年11月にバルタンから発売された作品です。
愛らしいトロピカルな顔立ちと演技力の高さで定評の逢見リカ嬢ですが、本作では味濃い極上マゾ役でのゾクッとする表現力が素晴らしい作品だったのでレビューします。
構成は大雑把に分けて4つ。特にグッときたシーンをメインにレビューします。
玄関先でのSEX
本編は目隠しでコート(中は全裸)を着て玄関先に立っている逢見リカ嬢のシーンからはじまります。
役どころはご主人に従順な『極上マゾ女』、名前を呼ばれると「ご主人さま」と薄ら笑いを浮かべてコートをご開帳して裸になるよい冒頭シーンです。
軽い愛撫、スパンキングも楽しんでいるような欲しがりドMさんで舌出しからのベロキス、脇見せポースでのローター責めから目隠しを外して攻守逆転、ご主人さまの身体を舐め、フェラチオご奉仕シーン、SEXへと移行します。
本作での逢見リカのドM役は、派手なアクションはないものの度が過ぎる味濃いドマゾといったアプローチをしていて、ゆっくりと手コキ、フェラチオシーンでのゾクリとさせる目つきの妖しさが素晴らしく、作品通してこの女優さんの表現力がグッとくる内容になっています。
立ちバックや正常位シーンも腕を頭の後ろで組む形でピストンを受けていて、時に舌出し、脳みそ痺れちゃっているような喘ぎ声と最初から見応え十分です。
フィニッシュは騎乗位からの口内射精。
お散歩&拘束おもちゃ責め
丸裸にリードの状態でのお散歩シーンから始まるおもちゃ責めシーン。
ディルドを恍惚の表情で模擬フェラ、腰をフリフリしながらのちんちんポーズ、手マンでのヨダレ垂らしシーンと、とにかく映像の強さがグッとくる内容で、ササル人にはササル(私です)シーンです。
後ろ手拘束、M字開脚のおもちゃ責めシーンでは「気持ちいいでしゅ」の甘え声、お漏らし系の潮吹きシーンとここも見せ場があります。
ご主人さまとのSEX
ボンテージ衣装での(自撮り風)オナニーシーンをはさみ、ラストのご主人様との50分近い長尺SEX。
本作では、逢見リカ嬢の145cmのミニマムなゴージャスボディと少し大柄な男優との対比がよく、ドMでありながら可憐さが演出されている点がよいです。
ラストプレイもベロキスからややキマっちゃってるような表情のよさ、脇見せポースの完全従順スタイルでの愛撫受けシーン、自分からご主人さまの指に腰を押し付け振る手マンシーン(のち潮吹き)、ヨダレ垂れるフェラチオ等、抜かりない作りです。
正常位では、自分から足を抱えてピストンを受けるシーン、お口あんぐりの絶頂、「チンポ大好きです」もよく最後まで楽しめる内容でした。
フィニッシュは中出し。
まとめ
本作はこの女優さんの演技力の迫力が残る素晴らしい作品でした。「クラスの端にいる地味で三つ編みメガネ陰キャ娘は…脱いだら爆乳 逢見リカ」は強烈なクセの強い役柄でおもしろエンタメ的な要素もありましたが、本作では『極上ドマゾ』のタイトル通りの本格的な味濃い作品に仕上がっています。
また逢見リカ嬢が演じることでドMでありながらも可憐さや清潔感がある点もよいと思いました。
プレイはそこまでハードでなくとも、後々まで脳裏に刻まれて残るような妖艶な表現力、美人な女優さんは多く入れど こういったパフォーマンス、演技ができる女優さんはほとんどいないと思います。ぜひこのストロングポイントを伸ばしてほしいと思いました。