わずか半年ほどの活動ながら多くのAV紳士を魅了し、2019年に引退してしまったあゆみ莉花嬢主演の作品「寝取られ人妻 湯けむりの旅15」をレビューします。
SNSで知り合った”寝取られ願望”のある既婚男性から「自分の妻と日帰り温泉宿に出かけて旅先で寝取るまでの一部始終を撮影して欲しい」と頼まれた男(監督)とのハメ撮り旅(ドキュメンタリー風)な作品です。
とにかく、後半にかけての演技力が際立っていて、改めてこの女優さんのポテンシャルの高さを再確認したのでレビューします。
温泉地へ向かう、1回目のSEX
キャラクター的には、夫の寝取られ願望を叶えるために、知り合いの男性に抱かれる25歳の妻の設定で、前半は難しい役どころとなっています。
温泉地へ向かう電車内での会話がかなりしっかり作り込まれていて、有名メーカーが作っているドラマものの寸劇にはないプロフェッショナルな感じが素晴らしいです。
小生はドラマものでも「SEXありき」の所詮、御膳立て程度なものと思っていましたが、この作品では作品の1/3程を費やしており、この部分があるとないとで全然違ったものになります。
忠実に役どころを演じていて、戸惑いや緊張の面持ちで前半は仏頂面ですがが、お酒を飲み身体を弄られるうちにどんどんいやらしい雰囲気になってきます。
監督のプレイもベテランを感じさせるような安定した包容力のあるリードとカメラ(旦那)に対する説明で、他作品にない絶妙な臨場感に寄与しています。
「昼の顔と夜の顔全然違うタイプだね、」の通り、プレイが進むにつれMっぽい表情が色濃くなり、監督の興奮も最高潮。
ドラマとは思えないリアルな作風が素晴らしいです。
お酒を飲んでのリラックスプレイ
一回目のプレイで緊張が溶けたのか、お食事タイムでは焼酎や日本酒をどんどん飲み表情も自然な感じに、上品な雰囲気と可愛らしさが同居する魅力的な美貌が次のプレイを期待させます。
先程のプレイとは打って変わって、笑顔の見える恋人のようなプレイがはじまります。
この女優さんは、エロの勘所のようなものを自然と理解しているようで、「ゲス寝取られ!「アナタじゃなきゃ気持ちよくない」~」の時と同様に、ここがヌキどころだよと提示してくれるようなすこぶる妖しげな表情も披露し、見るものを釘付けにする力があります。前半の抑えめな雰囲気からの後半の開放感は素晴らしいです。
挿入前のおあずけ状態では、魅力的などっしりしたお尻を笑顔でふったり、プレイに積極的に参加し見応え充分です。
まとめ
本作は、たった一日を撮ったドキュメンタリー作品として、低コストでありながらも、監督、女優さんのスキルがともに光ったプロフェッショナルな作品として、名作といえます。
恥ずかしながら、老獪でしっかりした世界観を作る唐木監督作品をはじめて視聴したのですが、こういった情緒や雰囲気を大切にする監督がもっと評価されてほしいと思いました。
※最近は人妻&寝取られ物中心にAV作品を製作されているようです。
あゆみ莉花嬢は、そのルックスの上品さから若妻的な作品、王道なAV作品が多い印象でしたらが、こういった1対1でしっかりした監督と撮った情感のあるリアル系作品が一番持ち味がでたんじゃないかと思った次第です。
改めて、その表現力に脱帽です。