「新人 プレステージ専属デビュー 美少女を超えた絶対的『美女』 松岡すず」をレビューします。
※すでにチェックしている方も多いかと思いますが、あまりの完成度の高さに痺れましたので、レビューします。

本作は、2020年5月にリリースされたプレステージの専属女優、松岡すず嬢のデビュー作です。
FANZAの評価が若干低い原因は、若さ弾ける初々しさを期待したユーザーによるものだと推測され、この女優さんの本来もっているポテンシャルの評価とは一致しないものです。
2020年は、今後のAV界を牽引するであろう素晴らしいAV女優さんが何人も登場したが、その中でも男性を滾らせるスキルの多彩さにおいては、頭ひとつヌケている印象のある女優さんです。
すでに4作品をリリースしていますが、個人的には現状のベストはこのデビュー作です。
小生はこのデビュー作、最初チェック用にレンタル購入したが、再度ダウンロード版を購入しました。。
構成は大雑把に分けて3つ、順を追ってレビューします。
インタビューとFIRST SEX
撮影現場でのシューティングシーンからはじまる導入で、一人の女性がAVに出演する…というドキュメンタリーチックな作風です。

移動中の車内のインタビューでは、資格や語学に興味があり、高校生の時に準一級を取得したなど 勉強が好きだと語っています。
AVデビュー前は、アルミや鉄などを販売する鉄鋼系の商社に勤めており、営業をしていたそうで、ディティールをかなり細かく説明できるので、仕事柄本当に関わっていたんだろうなぁという印象をうけました。
インタビュー時に感じる、上品さや屈託のない笑顔感は、壇蜜さんと菅野美穂をかけ合わせた感じというか…情緒のある癒やし系のよさがあります。
「どんなエッチが好きか?」の質問に、「相手に喜んでもらうのが好き、Mなので合わせるのが多い…」と語っていて、TPOにあわせたSとM系のプレイができるのはこの部分が大きいように思えます。
監督の趣向なのか、どアップでのインタビューが多いが、それに耐えうるどころか、見入ってしまうような色気と品、華のあるキャラクターです。
初カラミのスタートは、自然な会話をしながら(目を開けて&手は恋人繋ぎ)キスをしてというデビュー作っぽさを微塵も感じさせないスムーズな流れで、濃厚で色気ムンムンなエロ強さが十分に表現されていて見入ります。

面長なシュッとした顔とはアンバランスなフレームの大きさ、お尻も巨尻系と生々しい人妻感があり、個人的にはグッとくるものがありました。
※デビュー作の評価ポイントはここの趣向の違いにもあるかと思います。
目の表現や表情の使い分け、卓越した舌使い、最初のSEXだけで、男性を滾らせるスキル満載のSEXの達人であることがわかります。
ワントーン高い声で「ヤバイ、、そこしゅき(好き)」もクセがあり、今後のストロングポイントになりそうです。
森林原人による言葉責めSEX

このデビュー作のよさの原因の一つに、この森林原人氏とのプレイで見え隠れするドM性のよさがあります。
原人は、ちょっと個性的なルックスのせいか、多くのAVファンで好き嫌いが分かれる男優さんであるが、ここでの活躍は蜜美杏嬢のケース同様、女優さんの新しい面を引き出す役割として素晴らしいと思いました。
最初は「エロ顔ですね…」など 奉仕されるM側(すず嬢はS側)の役割かと思っていたら、いざ責める側になると「クリでかッ…」から囁き系の言葉責めと焦らしプレイで最初のカラミでは見れないドM性がみえます。
「慣れてるなぁ…変態」「乳首も散々いじり倒してきてるなぁ」など言葉責めがハマったのか、アナル舐めや背面騎乗位でのアナル触りなどのプレイでのすず嬢の反応はラストの3Pとも違うMっ気のある妖しさがあります。
バックで散々イカされ、のぼせた状態でソファにへたりこんでいるのに「マン汁漬けのチンコしゃぶりに来い」と言われるとスイッチが入ったようにまっしぐらに咥えにくる所は痺れます。

原人も「君、仕上がってるね…」「ちんぽドレイにしてやろうか…」など本気度の高いセリフがあります。
このチャプターは最初のカラミ同様、ニッコニコの笑顔であったのに、後半部分は キマってるような真顔系の妖しげな顔つきへと変貌していて、今後また見たいと思わせる中毒性のあるプレイでした。
4作目の「天然成分由来 松岡すず汁 120%」でも積極的でバイブスの高いプレイをしていますが、ここで見せるような妖しげなドM感はそこまで感じませんでした。
高嶋&セツネとの3P

清楚なイメージがより際立つビジネススーツでの3Pプレイ。
ニッコニコの笑顔から、舌を使っての男性を舐め回すような奉仕がふんだんで見応えがあります。
後のインタビューで「ひたすら突かれて…とにかくすごかった」との感想通り、後半は激ピスの内容です。

テーブルの上でガニ股になってのバックや、イラマチオ気味のプレイなど出し惜しみなしなガッツリプレイです。
3P後には、セクシーランジェリーを着たM男子をフェラする痴女お姉さんのプレイも収録していますが、森原氏とのプレイと3Pのプレイの迫力がすごくあんまり記憶に残りません。。
まとめ
途中のインタビューで、「初体験は14歳、最初から気持ちよかった」とのことで、だからこそエッチ好きになったと自分を分析していますが、まさにデビュー作でありながらも今までの性の遍歴、技術をすべてさらけ出したような濃ゆい内容で、このデビュー作を越えるような作品を作れるのかなぁと思える程に素晴らしい内容でした。
コミュニケーションや情緒の部分で特別な魅力もある女優さんなので、プレステージの「イカせ特化型」のフィジカルハード作品ではその良さが伝わらないんじゃないかなぁと懸念します。
このデビュー作のような丁寧な作りのものを期待します。