美園和花「悲劇の寝取られ山ガール」をレビューします。
オーロラプロジェクト・アネックスから発売されている「悲劇の寝取られ山ガール」シリーズは、初々しいカップルが山で遭難しそうになり、たどり着いた山荘の亭主やらに寝取られるという設定のドラマ作品です。
作品の最も重要な部分として「寝取られ」る女優の演技が作品のクオリティに直結している点で、その女優さんの力量、演技力が試される作品といえます。
基本的には、山の亭主やら従業員やらに介抱されるうちに半ば強引にSEXへと導かれ 嫌がりながらも中年のテクニックにより快楽が優先して寝取られてしまうという立て付けになっています。
小生はこのシリーズ、星あめり嬢の真に迫るリアルな演技と、ラストでの泣いてんだか笑ってんだかわからない怪演で痺れてから、時折チェックするようになりました。
今回は美園和花嬢が主演。SOD「青春時代」シリーズでデビューし、清楚なルックスとガチムチなボディのアンバランスで多くのAV紳士を魅了する女優さんとして楽しみにしていた方も多いのではないかと思います。
予想を裏切るバイブス全開のパワフルな演技で圧倒されましたのでレビューします。
※構成は大きく分けて3つ、順を追ってレビューします。
マッサージから温泉での乱交プレイ
序盤は、ゲスい高圧的な山の従業員にマッサージの名のもとに、嫌がりながらも身体を許してしまう可憐な演技で魅了し、温泉に入ると複数の男たちに囲まれてしまい、乱交プレイへと移行します。(彼氏は拘束され身動きできず目撃するのみ)
この男優達の演技がお祭り系で騒がしく好みは分かれるところかもしれませんが、潮を吹かされて処女じゃない(経験済みである)ことを彼氏に告白しろと言われると、羞恥や倒錯的な快感でゾーンに入ったような表情で、
「初体験は、おじさんに車の中で犯されました、汚いおじさんに犯されて中出しされるのが好きなの…」とカメラ目線(彼氏目線)で告白します。
FANZAのレビュアーの方は、本作の和花嬢の迫真の演技についてこう表現しておりました。
何気ない所作や表情のなかに、軟弱な彼氏に対する軽蔑、罪悪感、屈強な中年男性達に対する嫌悪、劣情、様々な感情が入り乱れており、必見。
本作はこのセリフ移行、感情の堰が切れたような挑発的で淫らな方向に振り切った演技がものすごく、和花嬢の女優としての圧倒的な存在感、パフォーマンスの独壇場って感じでラストまで見入ってしまいました。
温泉シーンは、色白のガチムチボディが蒸気でボイルされ素晴らしい肉感的な美しさがあり、ぜひHDでみていただくのがよいと思います。
和花嬢の肉感的な魅力に興奮度MAXになって設定を忘れてしまったのか、中出しシーンで「止められねぇよ奥さん!」と言って射精してしまう男優さんがいるのは笑えます。
宿での口を使った奉仕
温泉の前段階の嫌々さが完全になくなって序盤からニヤニヤした挑発的で変貌した状態からスタートします。
リアルな寝取られファンは、もしかしたらこの「完落ち」の速さが不自然で好きじゃないかもしれませんが、にわかにとっては実用性が高くこちらの方が好みです。
「おちんぽしゃぶっておまんこビチョビチョになっちゃった…」「汚いケツの穴もペロペロしま~す」など、寝取られワードをカメラに投げかける表情がことごとく挑発的でプロフェッショナルさを感じます。
複数人によるプレイだと情緒性に欠くハードで乱暴なイメージなるケースが多いが、本作は和花嬢の演技、表情にフォーカスされているので、ハードさより魅せる演技が主軸の作品です。
その面では、粗暴でゲスい山荘の男達が興じるSEXとしては やや迫力が欠ける部分がありますが、それはよい映像とトレードオフな関係なのかもしれません。
おじさん達による乱交プレイ
数日たったのような設定、山を降りるよりもおじさん達と暮らすことに関心が移っていて冒頭の清純なキャラとは人が変わったような妖しい雰囲気があります。
プレイ中には「なんでこんなに気持ちいいのに、そんな悲しい顔してるの?」と彼氏も判別できない状態という設定のようだが、ちょっと飛躍してて、いらないような気がしました。
このチャプターもバイブス全開、イラマ気味に扱われてもニヤニヤしたり、肉欲を貪っているような表情が痺れます。
とにかく顔の球種が多く、気持ちいいガマン顔、ニヤニヤからの挑発顔、快感で弛緩した表情、時折みせる怪しげな表情 など「青春時代」から見てきた小生にとっては、同じ女優さん?と思えるほどの股間直下型のドエロい表情に膝ガクガクしました。
暗めの映像のシーンでも眼がキラリと光っている目ヂカラの強さも印象的で、中毒性があります。
やはりベースが清楚系で整っているのでギャップが深いところも大きな優位性があると思います。
まとめ
本作は「寝取られ」という要素を使った和花嬢の淫乱プレイの可能性を見させていただいた感じがします。
前回、春原未来嬢のレビュー時にも書かせていただいたんですが、まさに美園和花嬢も 役やキャラクターを演じるにあたり、どう見られるかを意識しない振り切った演技ができる女優さんといった感じで、こんな凄い才能もってたんだ…と驚きとともに、今後どんな作品にでるんだろうとワクワクを感じました。
なんだか、キカタンになってからハードな作品にでている印象ですが、ハードでなくて全然よいので、こういったバイブス全開の作品にでていただきたいと思います。