田中美矢嬢の「女教師in…(脅迫スイートルーム) 」をレビューします。
本作は2021年7月に沢庵監督が手掛けるドリームチケットの人気シリーズ『脅迫スイートルーム』からリリースされた作品です。
デビュー当時からMっ気が強いパフォーマンスで多くのドS紳士を魅了してきた田中美矢嬢ですが、本作では有終の美を飾るに相応しい濃ゆすぎる内容、この女優さんのもつストロングポイントが色濃くでた素晴らしい作品だったのでレビューします。
※残念ながら田中美矢嬢は「2021年6月末をもって引退」とのことです。
構成は大雑把にわけて4つ。順を追ってレビューします。
インタビューから沢庵監督との1対1 SEX
今回の役どころは女教師役です。冒頭の授業風景のシーンが「本当にいそうっ!」感がありよいです。
インタビューシーンも柔らかい上品な雰囲気、ハキハキと受け答えをする知的な女教師役が抜群に似合っていて、後のプレイとのギャップありまくりの最高の出来です。
※撮影現場や服装など細かな部分にもこだわりが感じる丁寧な作りに感じました。
今回は、例のごとく過去の弱みにつけ込みスイートルームに招かねる設定ではなく、過去にただならぬ関係だった男性に(10年ブリに)自分から連絡してきたという設定でした。。
本作の田中美矢嬢は 最初から弱気で涙目なのにバッチバチのビンタを連発し場を掌握、過去にしていたであろう激しすぎる調教系のプレイがスタートします。
M字開脚に抱えてのカメラ目線の「アクメキメてもよろしいでしょうかっ!」から後ろ手にくませてのイラマチオ、抵抗する度にビンタやスパンキングをするドSな責めに対して、いつのまにかえずき汁垂らしながら懸命にディープスロート奉仕するなど相手を喜ばすために何でもしてしまうドMすぎる性質が顔をのぞかせる激シコ不可避な展開です。
乳首を引っ張られながらの騎乗位奉仕や、正常位での腹パン、フィニッシュ後に鼻を押し潰す豚ヅラプレイなど刺激的なシーンてんこもりで、撮影を越えてくるような臨場感が魅力的です。
後半につれてプレイはハードになっていきますが、この1対1のカラミは個人的にはベストバウトでした。。
数ある脅迫スイートの中でも、しっかりとした世界観、ほんとにありそう…的なプレイというかプレイのリアル度が高く、美矢嬢のどんどんと色濃くなっていくドMな反応、快感を堪えるガマン顔など見応え充分な内容です。
拘束されてのイラマチオご奉仕
正座して麻縄で後ろ手に拘束されてのイラマチオご奉仕プレイ(すでにアナルプラグ挿入済)。
床には様々な大人のおもちゃが勢揃いされていて壮観です。
乳首には洗濯バサミ系のローター、頭をホールドされてのイラマチオやチョークプレイでタガが外れたようなニヤリ顔も飛び出し、監督に「いいイキ方するねぇ」と言われるような顔ビシャビシャにしての放心系の表情とMっ気強すぎる反応がグッときます。
脅迫スイートルームあるあるの「大勢のちんちんに囲まれる」シーンはかなりモザイクが濃く、ほとんど表情が見えないのが残念です。
乱交プレイ
乳首には鈴、スタンディングでのお尻へのスパンキングからはじまるシーン。
どっしりした肉感的なお尻のよさが堪能できます(ここでもすでにアナルプラグ挿入済)。
Y字バランスでのクンニ、腰を目一杯突き出しての手マンから、アナルへのピストン、2穴、3穴プレイと迫力あるシーンが連続します。
時にヨダレを垂らしニヤリ顔になる崩壊型のリアクションがよく「イカせていただきますっ!」の敬語も耳に残ります。
騎乗位ではイクと同時にアナルビーズを自分でひっぱり抜くシーンや先端が丸まったヘッドの器具を使っての追い込みをかけるようなオナニーシーンと見ごたえ十分です。
後半はビンタされてもニヤリ顔をしているようなドロドロに溶けているようなパフォーマンスが痺れます。
沢庵監督による拘束椅子調教
ラストは恒例の沢庵監督による拘束椅子おもちゃ責めです。
目隠し、ボールギャグで椅子に拘束された状態から乳首責め、電マ、ディルド責めとエスカレートしていきます。
カウントダウンイキや、2穴を責めるプレイ、カメラ目線を徹底した羞恥責め等、最後まで手を抜かない作りになっています。
M字開脚姿やイキ瞬間にちょっちぴり舌がでる舌出しアクメ系の反応と最後までよかったです。
まとめ
本作は、少しテンポがゆったり目で、相手の反応をじっくりと見るようなネチッこい責めがよく、存分に田中美矢嬢のドMなやられっぷりが引き出されています。
最終作に相応しい内容でした!
気持ちよすぎて反応できないのか、復唱や命令形の要求にたいしてワンテンポ遅れる美矢嬢に対してちょっと苛立ちながらお仕置きするようなシーンが多々あり、これはこれで臨場感に一役かっているように思えます。
近年顕著になってきた派手なアヘ顔や白目パフォーマンスみたいなものはなく、リアルなイキ様、崩れ落ちて力抜けちゃうみたいな反応がよくリピートして楽しめる名作といってよいと思います。
プレイの重たさや臨場感は、新人や若手のAV女優さんでは出せないガツンと濃厚な強度があり、特別な輝きを放つドMさん(褒め言葉です!)だと思いました。
引退が惜しまれる程に素晴らしい作品を残してくれてありがとうございました。