戸田真琴「いいなり温泉旅行 戸田真琴」をレビューします。
本作は、2020年4月にリリースされた作品で、SODクリエイトの人気シリーズ「いいなり温泉旅行」に戸田真琴嬢が出演ということで心待ちにしていたファンも多かったことと思います。
「いいなり温泉旅行」シリーズは、温泉地を舞台にした半ドキュメンタリーな作りとSM要素含むバランスのとれたガッチリ目なプレイで多くのファンのいる人気シリーズで、多くの場合その女優さんのアイドル売り以外の試金石的な使われ方(デビュー1、2年目)での出演が多い印象ですが、戸田真琴嬢の場合(2016年にデビュー)は、自分のプレイスタイルを完全に確立してからの満を持しての出演となります。
作品は、想像通りというか、この女優さんならではのフリ幅の大きいダイナミックなパフォーマンスで見どころの多い作品となっていました。
※2週間のオナニー禁止という禁欲生活をして作品に望んだという設定です。。
構成は大雑把にわけて4つ、順を追ってレビューします。
温泉地へのドライブ&ファーストSEX
アップでもめちゃカワイイ
最近の活動、映画や文筆業など多方面での活動からプライベートの話がスタート。
ちょっとエレガントな可愛らしい服装のセンスがよいです。
「SかMか」を聞かれると「よく私も聞かれるが、自分でもわからない、シチュエーションによる…」とその状況によりどちらも楽しめるバランス型の資質があります。
「SEXはどういう風に考えている?」という質問に「本来は子供を作る行為、交尾だと思っているが遊戯としての側面もある」というちょっと難しい話をするが、たぬき可愛い女優さんから「交尾」という言葉がでてくるのはドキっとします。
とびっ子を使っての館内での羞恥プレイ、自室でのほっぺ真っ赤にしてのオナニー&失禁という好調なスタートです。
温泉場での知らないおじさんとのプレイ
進撃の巨人っぽいベテランの畑中哲也氏が待ち構えている浴場でのSEX。
洗体と身体中をベロベロに舐められるシーンでは羞恥系の表情をしているが、挿入シーンでは一変、ヨダレを垂らしながらのアヘ顔系へ代わり「交尾してま~す」という最初から痺れる展開です。
この女優さんらしいクレバーな淫乱キャラというか、急転直下型のパフォーマンスは中毒性があります。
監督のカメラ目線フェチな映像との相乗効果もよいです。
一条真斗氏による拘束おもちゃ責め
恒例の一条氏の技が光る目隠しの拘束プレイとSEXのチャプターです。
手を吊った状態でローションを塗られ、電マやバイブで責めるシーンが長尺で収録されていて、時にガマン顔、ニヤリ顔、絶頂時には野太い声になるなど、抜かりない作りになっています。
しかしながら、このシーンには他作品に見られる拘束からのSEXは収録されておらず「いいなり温泉」ファンにはちょっと残念です。。
ラストの羞恥&4Pプレイ
オーラスとなる4Pプレイ。マングリ返しやキン肉バスター、M字顔面騎乗などの羞恥系のプレイで酩酊したような表情、喋り方になり、気持ちよさそうなトリプルフェラ。
後半はバックピストン大会のような連続バックが続き、ここでもヨダレで口元ビショビショ、カメラ目線を多様した熱い展開です。
激ピスでありながら丁寧に表情を撮るという所に重きがあるようで、4Pというよりか、1対1×4のような挿入シーンで若干迫力に欠けますが、そこはトレードオフな気もします。
まとめ
本作は、ある種完成された戸田真琴嬢の乱れたパフォーマンスがお腹いっぱい楽しめる作品です。
カメラ目線での淫語などが好きな方(私です)にとっては満足度の高い作品と言えると思います。
しかし「いいなり温泉」シリーズ恒例の一条氏とのSEXシーン、翌朝のSEXシーンがないのが、ちょっと残念な気がします。