山本美和子「艶めかしい人妻といやらしいセックス」をレビューします。
本作は、2013年1月にリリースされた作品で、2011年から活動を開始した山本美和子嬢にとっては、キャリアの中期にあたります。
メーカー妄想族の無言(2009年7月 – 2016年4月)というレーベルからリリースされた作品で、文字通り会話なし、SEXだけを収録した攻めたコンセプトの作品です。
※作品を見るとわかりますが、出会いのシーン、イントロダクションから会話なし、粋な演出でよいです。
山本美和子嬢といえば、清々しいほど淫乱に振り切った演技で人気を得た女優さんという印象だが、本作は脅迫スイートルームなど名作をリリースした後の作品。大人の色気ムンムンなプレイでゲスさは封印(ちょっとでてるけど…)。
アダルティな雰囲気がよい作品です。
構成は大雑把にいって3つ、順を追ってレビューします。
待ち合わせ、明るい部屋でのSEX

BGMは、探偵モノのドラマでよく聞くアンニュイなエリック・サティのグノシエンヌ。
駅前で山本美和子嬢と待ち合わせ後 高層ビルで「とびっこプレイ」をした後、ホテルに行き 本格的なSEXという流れになっています。
会話を一切省いた演出なので、女優さんの演技、パフォーマンスが作品のクオリティに直結する内容になっています。
本作でのちょっとした寸劇から美和子嬢のコケティッシュな魅力がそこはかとなく感じます。
カメラは情事の目撃者的なポジションにあり、美和子嬢のカメラ目線で訴えかけるようなガマン顔、放心顔などストロングポイントが全面に出た内容になっています。

キャリア中期の作品で、デビュー当初よりウエイトがあがっていて肉感的な身体は見応え十分です。
下から覗き込むようなアングルでの立ちバック状態のピストン&手マンで潮ジャバ。大口を開けて快感を受け入れているような顔つきは、中毒性抜群です。
プレイ後は、名残惜しそうに若干の自慰行為あり。
拘束オナニーからお口での奉仕&おもちゃ責め

赤いボンテージを着た拘束状態でのバイブ責めからスタート。
指イラマの後に、イラマチオ。鼻水やエズキ汁ダラダラになりながらも懸命に奉仕する姿は、脅迫スイートルームのような性獣系と違い しっとりとM役を演じていて、新鮮味があります。
ラストはゴックン。

シーンが代わり、おもちゃ責め。卓上に設置したディルドに跨り自分で電マをあてて、絶頂。
プレイ後は使っていたディルドにフェラチオするのだが、素晴らしい表現力です。
暗い部屋でのSEX

作品は 一日をSEXではじめ、SEXで終わる休日、、みたいなコンセプトだと思うが、美和子嬢が午前と午後をうまく使い分けして演じているようで、会話なしSEXだけの作品なのに見飽きることなく最後まで見ることができた。
ここでの立ちバックは午前の明るい盛大な潮吹きとは違い成熟した肉塊が崩れ落ちながらマン尻をするというファンタスティックなシーンです。
午前の立ちバックと午後の立ちバック、ほとんど同じアングルでの撮影ながらリアクションがまったく違う。。こんなところも粋だと思いました。

2013年のFANZAのレビュアーさんのコメントに
現在最高のAV女優
とのコメントがあるが、、なんの演出もなく普通のSEXシーンだけでめちゃエロい、、特別な女優さんであることは疑いようがありません。。
まとめ
本作は、山本美和子嬢のアダルティな魅力が詰まった隠れた快作です。
妄想族の無言は2016年に残念ながらなくなってしまったメーカーのようですが、とてもおもしろいコンセプトだったんだと思いました。
※しかしながら、2時間の尺をプレイだけでユーザーを虜にできる女優さんはそこまで多くないのかもしれません。。
改めてこの女優さんの表現力の素晴らしさを感じました。
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