[戸田真琴] 考えるクリエイター系AV女優

戸田真琴の評価とレビュー

SODのレーベル青春時代「「私、Hがしてみたいんです」戸田真琴 19歳処女 SOD専属AVデビュー」で2016年にAVデビュー。
インタビューの内容によれば、映画サークルに入っている大学生の設定で、経験人数0人=処女というひと昔前にあったような処女喪失系のドキュメンタリー風コンセプト作品です。

私、Hがしてみたいんですより

このデビュー作の初々しさ、性に対する好奇心、羞恥心などが見え隠れする点で「最高傑作」というFANZAのレビュアーがいるほど人気、注目された作品です。
インタビューの印象では、拙い感じもありながら、理路整然と自分の考えを伝えようとするような所が知性系のキャラクターっぽく紗倉まな嬢に似ている気がします。映画の評論やコラムニストのようなこともしており、AV女優だけでなく表現者として活動しているところも似ていますね。

AVに出演しようとした理由は「簡単にいうと180度、自分の知らない世界を見てみたい」とのことで、そのキッカケは片思いだった映画サークルの先輩に失恋したからとのこと。
青春時代のエピソードとして親との関係、躾の厳しさ、それに従順に従うことへの違和感などが語られており、何か思うことがあってのAV界へのチャレンジだと思いました。

最近、そのへんの内容が高橋がなりさんとの対談で語られていました。。

ルックスは本当に絶妙という表現があうような、可愛くもちょっと素人っぽくにも見える顔立ちをしており、長澤果奈嬢にも似ていて魅力的です。

2作目で3P、3作目で中出しなど作を重ねるごとにエロくなっていく青春時代シリーズのお手本のような作品で、とくに3作目が余裕もでてきたのか、カメラ目線SEXは、魅せるパフォーマンスの初期段階といった感じの快感を受ける表情と健気にカメラを見続けようとする姿勢がありよいです。

5作目「「私とえっちしませんか？」戸田真琴 19歳元生徒会副会長が妄想するえっちな●校生活」では、撮られる側だけではなく監督というポジションを担っており、作品のクオリティはちょっとわからなかったがプレイヤーだけではなく表現者としてひとつステップアップした形になります。
※AV女優さんがAV監督をするというのは『豊丸三姉妹』の豊丸嬢を彷彿させます。

戸田真琴失神するほど…イカサレテより

5作品に出演した青春時代レーベルからSODstar（SODの一番有名どころ）へと移籍し「戸田真琴失神するほど…イカサレテ」では、いままでの作品を見てきた人を置き去りにするようなハードな内容となっている。
口元が若干ゆるいのか、パフォーマンスかは判断できませんが、この作品ではイラマ気味になった時にヨダレが大量にでて口元がビショビショの状態でプレイをするというシーンが多く、その後の作品にも踏襲されているひとつのお得意パターンのようになっている。
森林原人とのイラマ押しのSMチックなプレイからはじまり、口を強制的に開かれながらのバック突きなど、真琴嬢のハードなプレイがみたいと思ったら、この作品といった内容になっていると思う。

戸田真琴最大身長差30cm以上最大体重差60kg以上大男たちのデカチン相手に朝から晩までの8時間ず～っとガリバーセックス！より

この作品以降、徐々にハード系にシフトしてきている印象だが、小生のフェイバリット作品は「挿入とフェラを繰り返し自分のマ○コの味を堪能するプッシーtoマウスSEX」で、若干ハードでありながらもかわいい真琴嬢の表情が楽しめる作品となっている。※2019年の1月に発売された作品で、流行りのPtoM(プッシーtoマウス)を取り入れた作品となっています。

挿入とフェラを繰り返し自分のマ○コの味を堪能するプッシーtoマウス～より

レビュアーの方が、プッシーtoマウス的な表現があまりされていないと指摘がある通り、海外で見られるような動物的で直感的なヤバさは感じないが、映像もキレイで、この女優さん流の見応えのあるプレーをしています。
ぜひ見てほしいシーンは、3Pでのダブルフェラ時に、ほっぺがマウスウォッシュするような独自の動き（音もすごい）をしており、可愛さ含め破壊力抜群です。
先に挙げたヨダレとフェラチオが彼女の今後の武器となるのではないかと思います。
また、みひな嬢を想起させるようなアヘ顔一歩手前の顔つきやダミ声系のアエギ声も、良い点かと思います。

YOUTUBEでの語りから推測されるのは、AV女優よりも表現者としていろんな活動をすることに興味がありそうで、本の執筆、クラウドファンディングによる「戸田真琴実験映画集プロジェクト」などそっち系の仕事にシフトしていくのかなぁという印象ですが、AV女優としての活動もどうなっていくのか見てみたいです。